平成22年の足跡 |
イシダイ 55a・3.1` 小型だが、名切崎での第1号! 仕掛:道糸20号 遠投仕掛 ハリ17号 エサ:ヤドカリ |
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名切崎(地磯)全景 |
イシダイ 60a・3.8` 仕掛:全遊動すてオモリ仕掛け仕掛 ハリ18号 エサ:ヤドカリ 当日の水温は19℃ |
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神津島 恩馳群礁カド 牧野が釣ったヒラッタイ向きのポイント |
クチジロ 80.3a・10.35` 仕掛:道糸24号 半遊動すてオモリ仕掛け エサ:ヤドカリ 当日の水温は20℃ |
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◇豊永氏が釣ったポイントと仕掛け |
クチジロ 80a・9.2` 仕掛:道糸30号 全遊動すてオモリ仕掛け ハリ18号 エサ:ガンガゼ 当日の水温は18.5℃ |
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◇恩馳カツオアサラの磯 |
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イシダイ 65a・5.6` 仕掛:道糸20号 遠投仕掛 ハリ17号 エサ:ヤドカリ |
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◇当日のポイントと釣れた潮 |
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5月23日 伊豆半島チャレンジカップ
主な釣り場 |
今回、好釣果がみられた神子元島 |
当日の釣果 | |
優勝 : 笹倉 和博 氏 | |
準優勝 : 野崎 充 氏 | 3位 : 大石 貫治 氏 |
4位 : 豊永 達也 氏 |
6月12日 南伊豆町 平根
釣人:中部磯友会 横江 正行
週数回、黒潮FAXを取り寄せ、紀伊半島及び伊豆半島・伊豆七島の潮の流れをチェック。 5月20日、神津島の水温は20〜21℃に安定するも石廊崎周辺は17〜18℃とクエを狙うには今ひとつ。 3日に一度は八丈海洋ニュースで潮流を分析、6月11日、黒潮本流が東経139°・北緯34°付近で大きく北上、 石廊崎周辺の水温は23℃に上昇。横浜の佐藤氏・金田氏と連絡、12日に手石港のひがし丸で沖磯 のクエとイシダイを狙うことに。名古屋からは、横江・浅井・オヤジの3人。 12日の5時半に出港、乗り合わせたイシダイ組を石取根・横根に下し、平根の沖で潮が下げるのを待ち、7時過ぎに渡礁。 大潮初日・満潮4時30分・干潮11時、石廊崎をかすめた下り潮が磯を洗っていた。 横浜の佐藤氏、私は瓜木崎向きにモロコ竿をセット。実績の高いワンドを攻める。 凍ったイワシを貝網に入れ、足元に吊るし、サバのブツ切りをポイントにまき、釣り開始。 ウツボの入れ喰いに苦戦。 横江氏はワンドの右側にがまくえ100号をセット。イワシをスコップで刻んで磯際に入れ、水深15bの足元を狙う。 |
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◇伊豆半島全体図 |
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◇平根ポイント図と横江仕掛 |
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クエの実績の高いワンドポイント 横浜の佐藤氏とオヤジが並んで竿を出す。 |
凍ったイワシを貝網に入れ、足元に吊るす。 |
冷凍サバはブツ切りに 十分溶かして、ポイントにまく。 |
巨大ウツボの入れ喰いに苦戦 |
クエが釣れたワンド右側先端の釣り場 横根向きにがまくえ100号をセット。 |
横江が使ったカタクチイワシのまきえとまきえスコップ |
横江が19.3`を仕留めた仕掛けは 茶染ワイヤー49本ヨリ40番 ハリは銀がけクエ40号 |
横江が使った竿尻ピトンとエサのつけ方 |
11時半、干潮の潮止まりが過ぎ、満ち潮に入るも下り潮は勢いを増し、反転流が横江の足元で渦巻く。 ウツボのアタリが途絶えハリ先のサバはピカピカ。ただならぬ気配を感じた。 突然!、横江の竿がうなりを上げて、海面に突き刺さる!! 来たぁーッ、モロコだ! すかさず、大合わせ。数々の大物と闘ってきた彼は、慌てることなくカリカリと糸をまく。 佐藤氏がギャフを手に、取り込みにかかる。 平成22年度、伊豆半島初のクエは中部磯友会の最年長・横江の軍門に下った。 |
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磯のモロコ師*{領を発揮 108a・19.3` |
6月23日 神津島 作根
釣人:中部磯友会 竹元 直紀
横江先輩に続き、中部磯友会2本目のクエ
◇神津島の全体図と竹元の当日の仕掛け |
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6月25日ナギ、賀寿丸で神津島へ。 祇苗群礁にクチジロに狙いの釣人を下ろした後、クエを狙い岡作根に6時過ぎに渡礁。 まきエサ用にカタクチイワシ3袋、つけエサに冷凍サバ1箱を用意。足場の良い所を選び、竿尻・竿受ピトンをセット。 大物との闘いで抜けないようしっかりと打ち込む。 |
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カタクチイワシ15`入 × 3袋(まきエサ用) 愛用の樫の柄のギャフ |
当日使用した竿尻・竿受ピトンと同型のピトン | |
当日は満潮3時、干潮10時30分、大潮。北東からニッチョの速い潮が本ポイントに当たっていた。 |
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凍ったイワシを溶かし、磯際に撒きつつ、釣りの準備。幻覇王483に6/0-HLWをセット。 道糸はレグロンの80号に、赤染ワイヤーを使用した本仕掛け、ハリは改良カジキ45号。 7時、まきエサのイワシにウツボが群がる。サバは背骨を抱え、真っすぐつける。 |
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竹元が23`を仕留めた仕掛けは 赤染ワイヤー49本ヨリ39番 ハリは銀がけ改良カジキ45号 |
◇サバのつけ方 背骨を抱えつつ、真っすぐにつけ、 ハリ先は背中に抜く。 |
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釣り始めて1時間、ウツボのアタリが途絶えた後、クエ竿が舞い込むも、早合わせですっぽ抜け。 10時、ニッチョの潮が緩む。 干潮の潮止まり直前、クエ特有の重い前アタリ…、竿が完全に絞り込まれ、ドラグが鳴り、糸が出るのを待ち 合わせを叩き込み、念願のクエを仕留める。 |
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釣ったクエは専用ストリンガーを口からエラに通し、 8_ロープで足元に生かす。 |
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自宅前にて撮影 6月25日に岡作根で仕留めた110a・23`のクエ |
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9月 26日 南伊豆 妻良 サメノリ島にて 釣人:親交のある相模磯研=@佐藤 寿紀 氏 |
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モロコ 113.5a・21.7` |
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佐藤氏の当日の仕掛け 竿:ダイワ幻覇王 H483 リール:PENN 6/0 HLW 道糸:80号 ワイヤー:赤染49本ヨリ#40 2b ハリ:改良カジキ50号 エサ:サバ |
【ポイント図】 |
※同じ相模磯研の内藤義勝氏が8月20日に田牛:石取根で118a・22.4`のモロコを仕留めている。 |
賀寿丸渡船にて、6時30分に平海女根に渡礁 当日は、中潮・満潮8時/干潮13時 潮切れ・潮色ともに良し |
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用意したエサは、サバ1箱とイワシ3箱 朝の1投目からウツボの入れ喰い。8時満潮の潮止まりで流れが緩み、8時30分、下げ潮に入り、南東からの出潮が勢いを増す。 直後、がまくえ70号が唸りをあげて舞い込んだ。 |
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当日のポイントと竿のセッティング |
レグロン80号の道糸 ワイヤー:赤染49本ヨリ#39(だいかつオリジナル) ハ リ :改良カジキ45号(だいかつオリジナル) |
仕留めたのは137a・35.5` 悲願の選手権制覇なるか! |
今季大会は尾鷲市三木里にツワモノ達34名が集い、うち27名がイシダイの部にエントリーして開催された。 尚、結果は、中部磯友会:金山日秀がココ1番の勝負強さを見せ、 カガリ東で48a・1.85`のイシダイを釣り上げて優勝した。 |
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誠丸の船着場にて、遠投仕掛け・ヤドカリで仕留めた 優勝の1枚を手にする金山。 |
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優 勝:賞品のイシダイ竿を手にする金山(写真中) 準優勝:名東荒磯/落合氏の40a(写真左) くじ引き3位…. :中部磯友会/牧野恵一郎(写真右) くじ運も勝負強さだ!!(笑) |
地方の磯(全体図) |
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中部磯友会/兜森琢也 しゅうとめ岩にて撮影 イシダイ70a・5.57` |
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10月1日から10月31日、例年と同じく全日本釣り選手権開催期間中、 中部磯友会の勇士4名は田牛の磯に釣行。午前6時、ひがし丸で手石港を出る。 秋は地磯≠フ鉄則を守り、港から3分のしゅうとめ岩に、イシダイ狙いで兜森、牧野が渡礁。 モロコ狙いのオヤジ、横江は裏荒神に渡る。 ウツボと戦うオヤジの携帯に、牧野から着信!「兜森が50aを釣った」と連絡が入る。 続いて10時過ぎ、今度は兜森から着信!「5`オーバー、67〜68aを釣り上げた」とのこと。 『よくやった、詳しい話は後で』 納竿まで粘るも、モロコ狙いはウツボに遊ばれてボウズ…。 午後3時に港へ戻り、魚を見てビックリ!!! 手尺で70a 10月12日に竹元が釣った138aのモロコに続き、この1枚で秋の選手権2冠なるか・・・!? |
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70aが釣れたしゅうとめ岩のイシダイポイント。 竿:ビッグX564 リール:海魂3000T 道糸:レグロン20号 |
仕掛け:遠投天秤 オモリ50号 ハリスワイヤ49本ヨリ44番60a エサ:ヤドカリ |
左に流れる潮が緩んだ一時、50b沖の根際でかけたデカバンの強烈な引き!! |
神子元島は、下田港から高速船で約20分沖にあり、終年黒潮分流に洗われ、クエ・イシダイ・グレ等の 磯釣り対象魚の他、ヒラマサ・シマアジの回遊も多い。 今回、風間氏がクエを仕留めた本場1号の釣り場は、水深10〜20b。ポイントは、ハエ根際竿下。 当日の潮は、満潮3時30分、干潮9時の中潮。 下り潮が緩んだ干潮の潮止まり、竿が一気に舞い込み、スプールから糸が出る。 大合わせをたたき込むも根に張り付かれ、待つこと約20分。 根から飛び出したところを左手で糸を引き抜き、必死のやりとりの末、釣り上げた。 |
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釣り上げて、安堵する風間氏。 心優しい彼が、鬼の形相で仕留めたのは、 135a・39.6`のクエだった。 |
釣行の度、万作丸でA級磯に渡してもらうも、自己記録は70a止まり。 今回の釣行時、“潮がいいから頑張れ!”と船長の勧めで7時前にハナレに渡る。干潮は10時30分の大潮。 オヤジの勧めで、エサはヤドカリ1本。12時、上げ潮3分、潮の角度が変わり、流れが緩む。 イシガキとは違う重い当りに、手持ちに変えると途端に竿ごと絞り込まれた。 一旦はのされるも必死でこらえて、やっとの思いで浮かせたのが、自己最高記録更新となる1枚だった。 |
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激しい流れを背に、満足の1枚を手にする 手嶋氏。 クチジロ 77.5a・8.0` |
11月7日未明、賀寿丸で銭州に到着。大潮2日目、満潮6時・干潮11時30分、水温は23.5℃。 同行した中部磯友会:竹元は、クエ狙いでダルマに渡礁。その後、大阪の友人と7時前にエビ根に渡る。 イワシを足元に撒き、釣りを開始するとウツボの入れ喰い、北東からの潮が足元に当たり、南に流れていた。 10時を過ぎて南東からの潮に変わった途端、素バリが2回続いて、クエの予感に心が昂ぶる。 直後、愛竿が舞い込み、自身今季3本目となるクエを仕留めた。 |
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今回、仕留めたのは、 クエ 133a・33` 磯の猛者も満足の1本に表情が緩む。 |
平成22年度 全磯連開催 秋の選手権において、
クエの部:竹元直紀(10/12釣行 138a)
イシダイの部:兜森琢也(10/23釣行 70a)
の2冠を獲得しました!!
釣行の様子は、上述の詳細をご覧ください。
伊豆半島 初挑戦で仕留める!!
クエ 11.8` 釣 人:斉藤幹雄(尾鷲市) 中部磯友会予備軍 釣り場:田牛 しゅうとめ岩 釣行日:平成22年11月14日 竿 :小笠原60号 リール:PENN6/0HLW 道 糸:レグロン80号 仕 掛:ハリスワイヤ 49本ヨリ#40・2b ハリ 改良カジキ 40号 エ サ:冷凍サバ |