平成22年の足跡



4月11日 和歌山県 周参見町 名切崎
釣人:中部磯友会 佐藤 守

イシダイ 55a・3.1`

小型だが、名切崎での第1号!

仕掛:道糸20号 遠投仕掛 ハリ17号
エサ:ヤドカリ
名切崎(地磯)全景



5月 2日 神津島 恩馳カド
釣人:中部磯友会 牧野 恵一郎

イシダイ 60a・3.8`

仕掛:全遊動すてオモリ仕掛け仕掛 ハリ18号
エサ:ヤドカリ

当日の水温は19℃
神津島 恩馳群礁カド 牧野が釣ったヒラッタイ向きのポイント


4月 4日 神津島 恩馳カド
釣人:親交のある川崎石鯛クラブ=@豊永 達也 氏

クチジロ 80.3a・10.35`

仕掛:道糸24号 半遊動すてオモリ仕掛け
エサ:ヤドカリ

当日の水温は20℃


◇豊永氏が釣ったポイントと仕掛け


5月 2日 神津島 恩馳カツオアサラ
釣人:親交のある相模磯研=@奥田 敏一 氏

クチジロ 80a・9.2`

仕掛:道糸30号 全遊動すてオモリ仕掛け ハリ18号
エサ:ガンガゼ

当日の水温は18.5℃

◇恩馳カツオアサラの磯


5月 4日 周参見町 名切崎
釣人:中部磯友会 兜森 琢也

イシダイ 65a・5.6`

仕掛:道糸20号 遠投仕掛 ハリ17号
エサ:ヤドカリ

◇当日のポイントと釣れた潮


5月23日  伊豆半島チャレンジカップ

主な釣り場
今回、好釣果がみられた神子元島


当日の釣果
優勝 : 笹倉 和博 氏
準優勝 : 野崎 充 氏 3位 : 大石 貫治 氏


 4位 : 豊永 達也 氏


6月12日 南伊豆町 平根
釣人:中部磯友会 横江 正行

週数回、黒潮FAXを取り寄せ、紀伊半島及び伊豆半島・伊豆七島の潮の流れをチェック。
5月20日、神津島の水温は20〜21℃に安定するも石廊崎周辺は17〜18℃とクエを狙うには今ひとつ。
3日に一度は八丈海洋ニュースで潮流を分析、6月11日、黒潮本流が東経139°・北緯34°付近で大きく北上、
石廊崎周辺の水温は23℃に上昇。横浜の佐藤氏・金田氏と連絡、12日に手石港のひがし丸で沖磯
のクエとイシダイを狙うことに。名古屋からは、横江・浅井・オヤジの3人。
12日の5時半に出港、乗り合わせたイシダイ組を石取根・横根に下し、平根の沖で潮が下げるのを待ち、7時過ぎに渡礁。
大潮初日・満潮4時30分・干潮11時、石廊崎をかすめた下り潮が磯を洗っていた。
横浜の佐藤氏、私は瓜木崎向きにモロコ竿をセット。実績の高いワンドを攻める。
凍ったイワシを貝網に入れ、足元に吊るし、サバのブツ切りをポイントにまき、釣り開始。
ウツボの入れ喰いに苦戦。

横江氏はワンドの右側にがまくえ100号をセット。イワシをスコップで刻んで磯際に入れ、水深15bの足元を狙う。

◇伊豆半島全体図

◇平根ポイント図と横江仕掛
クエの実績の高いワンドポイント
横浜の佐藤氏とオヤジが並んで竿を出す。
凍ったイワシを貝網に入れ、足元に吊るす。
冷凍サバはブツ切りに
十分溶かして、ポイントにまく。
巨大ウツボの入れ喰いに苦戦
クエが釣れたワンド右側先端の釣り場
横根向きにがまくえ100号をセット。
横江が使ったカタクチイワシのまきえとまきえスコップ
横江が19.3`を仕留めた仕掛けは
茶染ワイヤー49本ヨリ40番 ハリは銀がけクエ40号
横江が使った竿尻ピトンとエサのつけ方

11時半、干潮の潮止まりが過ぎ、満ち潮に入るも下り潮は勢いを増し、反転流が横江の足元で渦巻く。
ウツボのアタリが途絶えハリ先のサバはピカピカ。ただならぬ気配を感じた。
突然!、横江の竿がうなりを上げて、海面に突き刺さる!!

来たぁーッ、モロコだ!

すかさず、大合わせ。数々の大物と闘ってきた彼は、慌てることなくカリカリと糸をまく。
佐藤氏がギャフを手に、取り込みにかかる。
平成22年度、伊豆半島初のクエは中部磯友会の最年長・横江の軍門に下った
磯のモロコ師*{領を発揮
108a・19.3`


6月23日 神津島 作根
釣人:中部磯友会 竹元 直紀


横江先輩に続き、中部磯友会2本目のクエ


◇神津島の全体図と竹元の当日の仕掛け

6月25日ナギ、賀寿丸で神津島へ。
祇苗群礁にクチジロに狙いの釣人を下ろした後、クエを狙い岡作根に6時過ぎに渡礁。
まきエサ用にカタクチイワシ3袋、つけエサに冷凍サバ1箱を用意。足場の良い所を選び、竿尻・竿受ピトンをセット。
大物との闘いで抜けないようしっかりと打ち込む。

カタクチイワシ15`入 × 3袋(まきエサ用)
愛用の樫の柄のギャフ
当日使用した竿尻・竿受ピトンと同型のピトン
 
当日は満潮3時、干潮10時30分、大潮。北東からニッチョの速い潮が本ポイントに当たっていた。

凍ったイワシを溶かし、磯際に撒きつつ、釣りの準備。幻覇王483に6/0-HLWをセット。
道糸はレグロンの80号に、赤染ワイヤーを使用した本仕掛け、ハリは改良カジキ45号。
7時、まきエサのイワシにウツボが群がる。サバは背骨を抱え、真っすぐつける。
竹元が23`を仕留めた仕掛けは
赤染ワイヤー49本ヨリ39番
ハリは銀がけ改良カジキ45号
◇サバのつけ方
 背骨を抱えつつ、真っすぐにつけ、
 ハリ先は背中に抜く。

釣り始めて1時間、ウツボのアタリが途絶えた後、クエ竿が舞い込むも、早合わせですっぽ抜け。
10時、ニッチョの潮が緩む。
干潮の潮止まり直前、クエ特有の重い前アタリ…、竿が完全に絞り込まれ、ドラグが鳴り、糸が出るのを待ち
合わせを叩き込み、念願のクエを仕留める。



釣ったクエは専用ストリンガーを口からエラに通し、
8_ロープで足元に生かす。


自宅前にて撮影
6月25日に岡作根で仕留めた110a・23`のクエ


9月 26日 南伊豆 妻良 サメノリ島にて
釣人:親交のある相模磯研=@佐藤 寿紀 氏



モロコ
113.5a・21.7`





佐藤氏の当日の仕掛け

竿:ダイワ幻覇王 H483
リール:PENN 6/0 HLW
道糸:80号
ワイヤー:赤染49本ヨリ#40 2b
ハリ:改良カジキ50号
エサ:サバ
【ポイント図】


※同じ相模磯研の内藤義勝氏が8月20日に田牛:石取根で118a・22.4`のモロコを仕留めている。




10月12日 神津島 平海女根にて
釣人:中部磯友会 竹元 直紀


賀寿丸渡船にて、6時30分に平海女根に渡礁
当日は、中潮・満潮8時/干潮13時 潮切れ・潮色ともに良し
用意したエサは、サバ1箱とイワシ3箱
朝の1投目からウツボの入れ喰い。8時満潮の潮止まりで流れが緩み、8時30分、下げ潮に入り、南東からの出潮が勢いを増す。
直後、がまくえ70号が唸りをあげて舞い込んだ。


当日のポイントと竿のセッティング

レグロン80号の道糸
ワイヤー:赤染49本ヨリ#39(だいかつオリジナル)
ハ リ :改良カジキ45号(だいかつオリジナル)

仕留めたのは137a・35.5` 悲願の選手権制覇なるか!



10月17日 

平成22年度 全磯連中部支部懇親大会


今季大会は尾鷲市三木里にツワモノ達34名が集い、うち27名がイシダイの部にエントリーして開催された。
尚、結果は、中部磯友会:金山日秀がココ1番の勝負強さを見せ、
カガリ東で48a・1.85`のイシダイを釣り上げて優勝した。


誠丸の船着場にて、遠投仕掛け・ヤドカリで仕留めた
優勝の1枚を手にする金山。


優 勝:賞品のイシダイ竿を手にする金山(写真中)
準優勝:名東荒磯/落合氏の40a(写真左)

くじ引き3位….
    :中部磯友会/牧野恵一郎(写真右)
     くじ運も勝負強さだ!!(笑)



10月23日 南伊豆 田牛 地方の磯
釣人:中部磯友会 兜森 琢也



地方の磯(全体図)


中部磯友会/兜森琢也
しゅうとめ岩にて撮影

イシダイ70a・5.57`
10月1日から10月31日、例年と同じく全日本釣り選手権開催期間中、
中部磯友会の勇士4名は田牛の磯に釣行。午前6時、ひがし丸で手石港を出る。
秋は地磯≠フ鉄則を守り、港から3分のしゅうとめ岩に、イシダイ狙いで兜森、牧野が渡礁。
モロコ狙いのオヤジ、横江は裏荒神に渡る。
ウツボと戦うオヤジの携帯に、牧野から着信!「兜森が50aを釣った」と連絡が入る。
続いて10時過ぎ、今度は兜森から着信!「5`オーバー、67〜68aを釣り上げた」とのこと。
『よくやった、詳しい話は後で』
納竿まで粘るも、モロコ狙いはウツボに遊ばれてボウズ…。
午後3時に港へ戻り、魚を見てビックリ!!! 手尺で70a

10月12日に竹元が釣った138aのモロコに続き、この1枚で秋の選手権2冠なるか・・・!?
70aが釣れたしゅうとめ岩のイシダイポイント。
竿:ビッグX564
リール:海魂3000T
道糸:レグロン20号
仕掛け:遠投天秤 オモリ50号
     ハリスワイヤ49本ヨリ44番60a
エサ:ヤドカリ
左に流れる潮が緩んだ一時、50b沖の根際でかけたデカバンの強烈な引き!!


11月 4日 神津島 伊豆半島 下田沖 神子元島 本場1号
釣人:神奈川県 風間 吉彦 氏

神子元島は、下田港から高速船で約20分沖にあり、終年黒潮分流に洗われ、クエ・イシダイ・グレ等の
磯釣り対象魚の他、ヒラマサ・シマアジの回遊も多い。
今回、風間氏がクエを仕留めた本場1号の釣り場は、水深10〜20b。ポイントは、ハエ根際竿下。
当日の潮は、満潮3時30分、干潮9時の中潮。
下り潮が緩んだ干潮の潮止まり、竿が一気に舞い込み、スプールから糸が出る。
大合わせをたたき込むも根に張り付かれ、待つこと約20分。
根から飛び出したところを左手で糸を引き抜き、必死のやりとりの末、釣り上げた。



釣り上げて、安堵する風間氏。
心優しい彼が、鬼の形相で仕留めたのは、

135a・39.6`のクエだった。


11月 6日 神津島 岡作根
釣人:岡崎市 手嶋 健一 氏

釣行の度、万作丸でA級磯に渡してもらうも、自己記録は70a止まり。
今回の釣行時、“潮がいいから頑張れ!”と船長の勧めで7時前にハナレに渡る。干潮は10時30分の大潮。
オヤジの勧めで、エサはヤドカリ1本。12時、上げ潮3分、潮の角度が変わり、流れが緩む。
イシガキとは違う重い当りに、手持ちに変えると途端に竿ごと絞り込まれた。
一旦はのされるも必死でこらえて、やっとの思いで浮かせたのが、自己最高記録更新となる1枚だった。


激しい流れを背に、満足の1枚を手にする
手嶋氏。

クチジロ 77.5a・8.0`


11月 7日 銭州群礁 エビ根
釣人:東京都 島田 恭佐 氏

11月7日未明、賀寿丸で銭州に到着。大潮2日目、満潮6時・干潮11時30分、水温は23.5℃。
同行した中部磯友会:竹元は、クエ狙いでダルマに渡礁。その後、大阪の友人と7時前にエビ根に渡る。
イワシを足元に撒き、釣りを開始するとウツボの入れ喰い、北東からの潮が足元に当たり、南に流れていた。
10時を過ぎて南東からの潮に変わった途端、素バリが2回続いて、クエの予感に心が昂ぶる。
直後、愛竿が舞い込み、自身今季3本目となるクエを仕留めた。




今回、仕留めたのは、

クエ 133a・33`

磯の猛者も満足の1本に表情が緩む。


News

平成22年度 全磯連開催 秋の選手権において、

クエの部:竹元直紀(10/12釣行 138a)
イシダイの部:兜森琢也(10/23釣行 70a)

2冠を獲得しました!!

釣行の様子は、上述の詳細をご覧くださ
い。



伊豆半島 初挑戦で仕留める!!

  クエ  11.8`
  
  釣 人:斉藤幹雄(尾鷲市)
       中部磯友会予備軍
  釣り場:田牛 しゅうとめ岩
  釣行日:平成22年11月14日

   竿 :小笠原60号
  リール:PENN6/0HLW
  道 糸:レグロン80号
  仕 掛:ハリスワイヤ 49本ヨリ#40・2b
       ハリ 改良カジキ 40号
  エ サ:冷凍サバ