平成23年の足跡


平成23年 3月12日

中部磯友会 総会

今年度の中部磯友会、総会を3月12日に開催しました。

昨年度のクラブMVPはこの人、各部門表彰者の魚拓とトロフィーを前に記念写真
イシダイの部:優勝の兜森琢也(68a・5.5`)
クエの部の優勝は、竹元直紀(138a・35.5`)
各賞の受賞者へのトロフィー授与の様子



平成23年 5月 3日・4日

春1番のクチジロ・クエを狙い神津島釣行

(3日大潮・満潮4時40分/干潮11時20分)

3日午前5時、北東の風4b・曇、前浜港沖の水温は18.2℃。
6時に恩馳群礁に向け、スタート。賀寿丸を先頭に、大明・長左・萬作・海央が追走。賀寿丸、大明丸が大根に。
長左丸は長根へ。仲間の手嶋氏と石川氏は萬作丸で沖のアサラに直行。
海央丸は、磯友会:牧野、服部、栗生、オヤジをカドに下した後、クエ狙いの横江・東谷を乗せて、祇苗群礁に向かう。
6時半、カド沖の水温18.7℃。落潮が足元におっつけていた。
底を探り終え、足元にウニガラを入れ、1人はガンガゼウニで竿下を、1人はヤドカリで10b先の沈み根際を釣る。
ウニもヤドカリも10分ともたず、素バリ。足元には小型イシガキの群れ。
服部に続き、牧野もイシガキを振り上げる。
オヤジの竿にもイシガキが当たるが相手にせず、素バリになるまで放っておく。
7時になると下げ潮が勢いを増し、波を打って流れ出す。カツオアサラでデカバンが口を使う潮だ!!


落潮に洗われるカツオアサラ
手嶋健一氏、カツオアサラにて
クチジロ 8.35`
8.35`を仕留めた仕掛け
根ズレワイヤー#36・1.8b
ハリスワイヤー#44・25a
ハリは18号
アサラで竿を振る若い2人の様子を気にかけていると、直後に手嶋氏から着信。
「オヤジやりました!8`はあると思います」後輩の喜ぶ声に、「よくやった、オメデトウ」とエールを送る。
カドではイシガキの入れ当り。干潮の潮止まり後、牧野が3`のクチジロを手にする。

クチジロ3`を手にする牧野
他に、石川氏が4〜4.2`のイシダイ・イシガキ、服部、栗生が小型イシガキを数枚。
祇苗群礁でクエを狙った2人は外道のサメとウツボに苦しめられた1日だった。


4日午前6時、前浜港沖は北北東の風3b。天候は晴れ、水温17.4℃の中、海央丸で恩馳を目指す。
大根沖の水温は17.8℃。大根・平根に上物師7人を下し、本島灯台下に向かう。
二八の磯にイシダイ狙いの二人を渡した後、過去にクラブのメンバーが実績を残している大出張に急ぐ。
クエが口を使うシンパ潮が釣り場を洗っていた。「この潮なら一本でる、頑張れ!!」と横江・東谷にゲキを飛ばし、先を急ぐ。

神津島南端・大出張の磯
オヤジは三浦港から萬作丸で先に作根に渡っていた手嶋氏・石川氏と合流。
乗っ込みのデカバンを狙うも18号のハリを咥える奴は姿を見せず、小型イシガキに苦戦する最中、大出張の横江から着信。

大出張ポイント図


東谷と電話を交代。彼は初めての獲物に興奮し、声を震わせていた。
「とてつもない引きでピトンが抜けないか心配したが、ビクともしなかった。糸が出ていくばかりで止めるのが大変だった。
横江さんのお陰で釣れました。」
38`のクエにもビクともしない竿受・竿尻ピトンとアルミ製の
竿尻(全て、だいかつオリジナル)
ギャフは手の届くところに置くこと。
イワシは完全に溶かしてから撒く。
4時、港で正式に検量すると、135a・38.1`。クエ釣りわずか5回目の挑戦での快挙に拍手喝采!


当日の仕掛けは、だいかつオリジナル
クレンサルカンM/49本ヨリワイヤー#39赤染1.8b
ナツメオモリ50号/夜光ゴム10a
ハリ:改良カジキ50号
海央丸船長と東谷。大出張の水温は18.7℃だった。


神津島、春一番の大物クエ38.12`、クチジロ8.35`はこの潮で釣れた。


5月15日 伊豆半島 神子元島にて、 クエ 24`
釣人:オヤジと親交のある“川崎石鯛クラブ”吉田靖史氏


◇伊豆半島の図


◇神子元島の図

5月15日 中潮 満潮2時50分/干潮9時30分

5時、神子元島東側の「カリトの鼻」に渡礁。
ポイントは、水深約15bの船着き。
速い下り潮の反転流が足元に流れていた。
1投目、…2投目はウツボ。
3投目、時刻は6時。
柔らかいアタリの後、一気に竿が舞い込む。

撒きエサ:イワシ2箱
つけエサ:サバ
渡船:手石港 いそじ丸


5月19日 紀伊半島 南島町古和浦にて、 イシダイ 67a/5.7`
釣人:オヤジと親交のある“衣浦磯釣クラブ”森本守氏


5月19日 大潮 満潮5時40分/干潮12時30分
6時に一夜島に渡礁。ポイントは船着場横で、水深は約12b。
朝の2投目、ヤドカリのエサにイシダイ特有の前アタリ。手持ちに持ちかえて、待つこと数分…強烈な締め込みに耐える。
納得の1枚を仕留めることができた。



6月 5日 神津島 祇苗群礁 / 平根 カド
釣人:中部磯友会 新美 好正

祇苗群礁の全図と平根カドのポイント(右下に拡大)
祇苗群礁カドにてクチジロをかける
竿:幻覇王543
水面に浮いたクチジロ
クチジロ 4.35`と新美好正


6月19日 伊豆半島 大根にて、 モロコ 22.6`
釣人:オヤジと親交のある“関東モロコ会”鈴木氏


◇釣り場(潮の流れ)と仕掛け


当日の天候は小雨、中潮(満潮6時/干潮12時)。海は凪、北東の風3〜4b、水温21℃だった。
撒きエサにカタクチイワシを2箱、つけエサには冷凍サバ1箱を用意。
ポイントは小島向き竿下、水深は18〜20b。

AM5時に渡礁、朝からウツボの入れ当りが続いた後の5時45分。
満潮の潮止まり前、ダイコー0号が海面に突き刺さった!

伊豆半島今季2本目のモロコは、熟練の技の前に勝負の決着は一瞬だった。


してやったり、103a・22.6`を手にする鈴木氏



7月30日 紀伊半島 大紀町 / 錦 源太郎
釣人:中部磯友会 牧野 恵一郎

源太郎の磯
錦港から最も近く、地磯寄りにあるが、潮通しがよく、
7月〜12月頃までイシダイが狙える。
大潮の満潮時、先端は水没する。
当日狙ったポイントは、先端から投点48b。
竿:ビッグX564 リール:イシダイZ40 道糸:レグロン20号
沖に見えるのは、紀伊長島/大島の磯


◇当日使用した遠投仕掛け
 オモリ 50号
 コークサルカン1/0
 ハリスワイヤー49本ヨリ44番 60a
 ハリ 17号
 エサ ヤドカリ・サザエ


狙いのポイントで、納得の1枚(55a・3`)と出会う。
錦のイシダイはこれからが狙い目。

イシダイ専用ストリンガーにロープをつけ
潮溜りに活かしておく。

帰宅後、これで一杯やれば、盛夏の釣りの疲れも
極上の時間となる。




8月28日 和歌山県由良町 / 衣奈 カンドリのハナ
釣人:中部磯友会 松本 浩

台風の影響で釣り場が限られる中、和歌山県由良町に釣行。



力強い引きをみせたカンダイは10.5`。


本命のイシダイは38a。
写真は、紀州石鯛会<Iヤジの仲間、
殿崎氏。

この日は40aを手にしていた。





10月12〜14日 神津島 恩馳沖磯  中部磯友会:政木 茂之



クチジロ 76.8a・7.8`!!!
第45回 全日本釣り選手権 イシガキダイの部 優勝決定
(10月1日〜10月31日の間、日本全域で開催)


10月12日、13日、14日の2泊3日にて、オヤジ・政木・加藤・新美の有志4人で神津島に釣行。
週末毎、天気に泣かされた9月のうっぷんを晴らすかのような好天に恵まれ、恩馳沖磯で釣りを行うことができた。

  10月12日 大潮 (満潮05時20分/干潮11時20分)
   〃 13日 大潮 (満潮05時54分/干潮11時39分)
   〃 14日 中潮 (満潮06時28分/干潮12時05分)

潮時、潮切れも最高で、潮流を確かめた後、3日間「カド」「ジロハチ」を攻めた。

カド ジロハチ



10月12日 初日 天候:晴れ 北東の風3〜4メートル 潮流:ニッチョ〜シンバ潮で潮色・潮切れ共に良し 水温は22.5℃

 加藤・新美(ジロハチ)
 新美、朝の1投目でクチジロ63a/4.6` エサはガンガゼ
 新美、昼前にイシダイ3`、2.5`、他にイシガキ
 加藤、イシガキ1〜2.5`が入れ喰い

 オヤジ・政木(カド)
 オヤジ・政木共に、イシガキ1〜2.5`が入れ喰い
 佐藤、イシガキ3`クラスをかける。

 ※ハリは全て18号を使った。
ジロハチにて4.6` エサのガンガゼ 3`クラスををかけるオヤジ



10月13日 2日日 天候:晴れ 南東の風3〜4メートル 潮流:ニッチョ〜出潮で潮切れ良し 水温は23.0℃

 政木・新美(ジロハチ)
 政木、9時(潮が緩んだ一瞬!) クチジロ7.8`(拓寸78a) エサはヤドカリ
 新美、イシガキ1〜3`を入れ喰い

 オヤジ・加藤(カド)
 オヤジ・政木共に、ガンガゼ・ヤドカリのエサで1〜2.5`のイシガキを入れ喰い

 ※ハリは全て18号を使った。
水面に浮くホワイトマスク
ホワイトマスクを仕留めたのはヤドカリ
してやったり!!
一瞬のスキを見逃さなかった。
イシガキを掛けるオヤジ



10月14日 最終日 天候:曇り 南東の風4〜5メートル 潮流:ニッチョ〜出潮で潮切れ良し 水温は22.3℃

 水温が下がり、潮色悪くクチジロの当りなし。カド・ジロハチ共に1〜3`のイシガキが入れ喰いだった。



第45回 全日本釣り選手権大会  ※続報


イシガキダイの部 優勝 政木茂之:中部磯友会 76.8a・7.800c(10/13釣行) に続き、

イシダイの部   3位 金山日秀:中部磯友会 62.3a・4.300c(10/28釣行) も入賞


悪天候で、限られた釣行回数の中、今回の選手権でも実績を残すことができました。


平成23年度 第45回 全日本釣り選手権大会 表彰式

2011.12.10(アルカディア市ヶ谷)