クエのポイント 神津島A

  


◇恩馳群礁



◇ヒラッタイ


カツオアサラ

オヤジがスワっている所で竿を出す。
竿下がポイントで、水深13〜15b。
渡礁はナギの日に限る。


中央がヒラッタイ、右手奥がカド。
落潮の激流がヒラッタイからカドに流れている。
この潮の時は、カド向きポイントでクエの確率が高い。
オヤジ愛用のクエ仕掛けとエサの付け方
ヒラッタイ カド向きのクエポイント
大型のクエにもビクともしないダブルの竿受けと
横ピン式竿尻ピトン、がまくえ70−4.8bにペン9/0L
そして、クエを釣るには、まず撒きエサだ!
根掛かりした時は、ディープシャークを使う。
写真のように使用する。


ヒラッタイにて 28`のクエ
この時は、ギャフを忘れてしまい、
右手にタオルを巻き、
エラに手を突っ込んで、取り込んだ。
昭和62年11月
この日1本目のクエには、100号の道糸をブチ切られた。
8時に30`を1本仕留め、昼前に27.5`を釣る。


記念の1本を魚拓にとって残す。
平成4年10月11日 126a・33`
心臓バイパス手術の後、カムバック第1号は、
生涯忘れられない1本となった。
この日は落潮が切れていた。


ヒラッタイより、ヨシツネ(中央)とカド(右奥)を望む オヤジがヒラッタイで2本、西尾氏がカドで1本
関東モロコ会:鈴木氏がヒラッタイで釣り上げた35.2`
9時頃に釣る。
その後、10時頃に芝田氏が100号の道糸を切られる
痛恨のバラシがあった。


◇カド


カド全景 カド高場
銭州向きの足元にクエ竿を出す。
ポイントは竿下で水深10〜12b


カドにてクエをかける
この時、出潮が足元に当たっていた。
磯際に巨大なクエが姿を現わす。
波が下がった時は写真のようにハエ根の上に
クエが乗ることがある。ここで反転を許すとハリ外れを
起こすので注意が必要!(過去に一度、経験アリ)

ハリがかりを見て、デカイ口にしっかりギャフを掛ける。
オヤジ愛用の赤樫のギャフで34`の大物を取り込む。



真冬の2月、低水温の中でも釣ることができた。
オヤジの経験では、
水温が16度あれば、クエは十分狙える。 
大物は魚拓にとり、記念に残そう 34`のクエは、刺身・しゃぶしゃぶ・鍋で
仲間と一緒に味わった。
脂がのっていて、最高に旨かった。


中部磯友会:加藤進 カドの高場でクエを狙う 磯際に浮かせたクエを仲間が取り込む。
この日はニッチョの潮が高場に当って沖へ流れていた。
水温は17.5℃だった。
あがってきたのは、24`の見事なクエだった。


平成元年 恩馳カドにて 関東モロコ会:鈴木氏

この頃、絶好調の鈴木氏が8時頃に30.5`をあげる。
ポイントは10b程沖の右手にある沈み根の際。
昼前、再び鈴木氏にモロコがかかり、ドラグが逆転。
タイミングが少し遅れて、ハリ外れでバラした。

この日は、銭州方面から来る出潮が
足元に当たっていた。
オヤジはウツボばかりだった。
水温は21℃。
ジロハチ

オヤジが立っているところで竿を出す。
ポイントはカド向きの竿下。
ナギの日に限る。


◇平根


左手が平根、右が恩馳本島
向こうに見えるのが、神津本島
中部磯友会:横江正行
平根で仕留めた35`のクエ

釣ったのは10時頃
11月で水温21℃
落ち潮が足下に当たり、右へと流れていた

ギャフ掛けはクラブの仲間、菅原
35`もクエは、クラブの仲間でモロコ会
友人も含めて当日居合わすことのできた。
約30人が最後の雑炊まで堪能した。




◇祇苗


◇祇苗全体図



◇オネモ


オネモ3番の釣り場
クエポイントは足下、竿下で水深20〜25b
シンバ潮が左から右に緩く流れる時がよい。
速すぎると仕掛けが入らない。
右から来る出潮はあまりよくない。
北東の風に強く、南西の風に弱い。
オネモ3番にて
潮が速く、50号のオモリを2つに増やして、
足下ギリギリに無理やり止める。
朝のうち速かった潮が緩み、50号オモリ1つで
水深25bのポイントになじむと直ぐに大物の気配。
一気に竿が絞り込まれ、ドラグを鳴らして糸が出る。
クエか…?
ドラグを緩めて糸を出したり、時にはドラグを締めて
勝負に出たり、10分…、15分と闘いの末、
水面に姿を現したのは巨大なエイだった。
でかいクエを期待したが、その後もエイ、エイ…。
10時までに巨大なエイを3本掛けた。
潮が速くて仕掛けが止まらない時は、
50号オモリを図のように2つつける。
朝のうちは激流で根掛かりの連続。
潮が緩んでからは巨大なエイに翻弄されたが、
4度目の正直で真下に竿を絞り込んだのは、
本命のクエだった。
愛用のギャフで取り込んで一息。
8_ロープをエラに通し、ひと安心。
近くの潮だまりに活かしておく。
万が一に備え、ピトンは2ヶ所に打ち、
ロープはしっかりと結ぶ。
苦労して釣りあげた割に、24`と型はイマイチ


オネモから穴ノ口にかけては、ヒラマサ
シマアジ等の青物に人気の釣り場

中でも穴ノ口は大型シマアジ(オオカミ)や
ヒラマサの魚影も濃い。
クエ狙いの外道に、大型のヒラマサ・カンパチが
釣れることもある。
釣り場が高く、足場が悪いのでオヤジは苦手。


松ヶ下のクエポイントは、足元の竿下で
水深は約25b
クエの実績も高いが、外道のエイも多い。
いい潮は、南西からの潮が足下に当たり
左から右に緩やかに流れる時。
足場は良く、釣りやすい。
北東の風は風裏となり、少々吹いても釣りは
できるが、南及び南西の風は釣り場が低いので
すぐに波がかけあがってくるので注意する。

写真のセットは、
ダイワ:小笠原80号にペンの9/0L
道糸はレグロンの100号
クエ竿を絞り込んでいったのはクエか!!?
9/0Lのドラグが悲鳴をあげ、糸が出ていく。
沖への凄い引きは…。
苦労の末に浮かせたエイ(100`クラス)。
磯まで上げてハリを外すことができず、
ヨリモドシの直ぐ上をハサミで切って
海に帰してやる。
小笠原80号は100`のエイに対しても
ビクともしない強い竿だった。


◇エボシ・新島向



向こうに突き出ているのが新島向かい 平成14年10月 新島向かいにて
中部磯友会:横江正行 35.5`
当日はの水温は23℃と高かった。
ニッチョの潮が速く、反転流が足下に入っていた。

記念の魚拓とのスナップ
釣り上げたクエは、クラブ員を囲む。
至福のひとときに釣り談義の花が咲く。


エボシのクエポイントは、
足下竿下で水深23〜25b。
南西の風に強い。

右から左に流れる出潮が釣りやすいが、
左から右へ流れるニッチョの潮が
速い時は、根掛かりの連続で釣りにならない。
そんな時は仕掛けを上げて、撒き餌に専念。
潮止まりを待つ。
エボシで釣れるクエは大型が多い。
穴ノ口同様、クエ狙いの外道に大型のカンパチが
釣れる。
写真は、エボシで出た32`と22.5`。


◇平段・カド


平成6年秋 カドの新島向きポイントにて

この日釣れたのは、6`と8`のハタ。
ハリ45号にサバの1本づけで大物を狙っているのに
何故か小物ばかりの釣果だった。


◇銭州





ダルマ西側の釣り場
ダルマ東側の釣り場


平成9年7月 ダルマ西側の釣り場にて
岸野氏 28`
当日の水温は25℃
北向きの足元竿下で水深25b位
沖からの潮が当たり、反転流が入っていた。
同日、富永氏
北向きの竿下で23`

この日、富永氏は他に20`を1本とった。
下田港にて
岸野氏と富永氏のクエを並べて記念撮影。


記念の魚拓
銭州ダルマで仕留めた29`のクエ
オヤジは45才と若かった。
仕掛けとエサのつけ方


◇ヒラッタイ・エビ根

外ヒラッタイにて
   この日は本命のクエは当たらず。
   50〜70`のエイを4尾。
時には、カラー魚拓をとってみるのも面白い。


◇カド・大根


昭和の終わり、オヤジはまだ40代で若かった頃、
銭州の沖で大型カンパチが釣れていると聞き、仲間5人と挑戦した時の魚拓。
ヒラマサ=12〜27`4本、カンパチ=25〜38`3本、クエ=30`1本。